口が臭い、息が臭い、口臭があるといった悩みは、悩んでいる本人にとっては切実な問題です。
その上、なんとかしようとしても、体の調子や精神的な問題など、簡単には解決できない問題でもあります。

 

兵法で有名な古代中国の孫子は、このような言葉を残しています。

 

「彼を知り己を知れば百戦殆からず。
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」

 

敵に勝つには、敵(口臭)と味方(あなたの体調)を知る必要があります。

まずは私たちを悩ます敵「口臭」とは何か?学んでいきましょう。

そもそも口臭ってなに?

そもそも、息が臭いってどういうこと?

まずは基本的なこととして、口臭の定義についてお話します。
日本には様々な学会があって、なんと口臭についての学会もあります。
その名を「日本口臭学会」といいます。そのまんまですね!

 

その学会では、口臭を以下のように定義しています。

 

「口臭」とは、本人あるいは第三者が不快と感じる呼気の総称で、生理的口臭と病的口臭とに分類される。
「口臭症」とは臭気の有無にかかわらず、気になり悩む病態である。

 

堅苦しいので、簡単に説明すると、

「自分でも他人でも、息を吐いたときに『クッサ!』と感じたら口臭です。臭いがあってもなくても、『クサイかな?』と悩んでしまうのは、口臭症っていうものです。」

ということです。

 

「息が臭いこと」と「息が臭く感じて悩むこと」

ここで、口臭の意外な2つの側面についてお話します。

不思議なものですが、「実際に『息が臭い』ということと、『息が臭く感じて悩むこと』はまったく別のもの」なのです。

 

実際に「息が臭い」ということ。(口臭)

本当に息が臭い場合。

あなたの身の回りに、本当に息が臭い人っていませんか?
あるいは、スッゴく息が臭い人に会ったことがありませんか?(ちなみに僕の場合は、学生時代に通っていた塾の講師が、まさにソレでした。)

そんな人に、内心「息臭すぎ!やめて!何とかして!」と思いませんでしたか?
そして「自分で気付いてないのかな?」と疑問に思ったことでしょう。

 

でも、少し考えてみると、好き好んで他人にそんな迷惑をかけようと思う人っているでしょうか?

そうです、自分の臭いに気が付いて、何も対策をしない人なんていないんです。

 

じゃあなんで、私たちは今まで口臭の「被害」に遭ってきたのでしょうか?

それは、「臭いを発している本人が、その臭いに気付いていない」からなんです。

「自分は息が臭い」と感じなければ、対策もしませんよね?

この現象は、普段の生活でも結構発見できます。

 

例えば服装について、「そのファッションはないわ・・・」というものだったり、
言動や性格について、「歳を考えようよ・・・」というものだったり。

 

他人はスゴく気にするけど、本人は一向に気にしていないことって、今までの人生で何度も遭遇していると思います。

これは、口臭同様、単純に本人が気付いていないだけなんです。

 

「息が臭く感じて悩む」ということ。(口臭症)

息が臭いかもしれないと悩んでいる場合

では逆に、「自分は息が臭いかもしれない」と悩んでいる人はどうでしょう?

実は、このように悩んでいる人は、意外と臭くないんです。

 

さすがに人間ですし「無臭」というわけにはいきませんが、許容範囲であることが多いそうです。
そもそも、どんな人でも、食べたものや体調、ホルモンの影響などによって、24時間365日無臭の人はいないのです。

 

午前中は爽やかな息の人でも、午後はちょっと臭ったり、残業で遅くなった日は結構臭ったり・・・
恐らく実生活の中で、経験したことがあるかと思います。

要するに、口臭は誰にでもあるけれど、許容範囲を超えたらアウトということです。

 

そして、先ほどお話した通り「自分は息が臭いかもしれない」悩んでいる人のほとんどが、この許容範囲に入っているということです。

しかし、そんな思い過ごしを悩むのが人間なんです。

 

悩むのが人間

そんなに太っていないのに、体型を気にする女性。
「自分はダメだ・・・」が口癖の、自己評価が低い「いい人」。

 

彼ら彼女らは、自分の悩みに目を向け、がんばっているからこそ欠点に目が向いてしまっているとも言えますよね?

コレを口臭に置き換えてみるとわかりやすいです。

 

「自分は息が臭いかもしれない」と悩んでいる人はほど、きちんと歯磨きをしたり、ガムを噛んだり、エチケットスプレーを使ったりと、がんばって口臭対策をしているのです。

ですから、本人の悩みとは裏腹に、意外と臭くないということが起きるんです。

 

しかし、このようにお話しても、頭で理解したとしても、人の悩みってそんなに簡単に消えないんですよね。

「いや、でももし本当に息が臭かったら・・・」

と考えてしまう。

でも、それが人間なんですよね。

 

「息が臭い」も「息が臭く感じる悩み」も解決します!

では、これらの問題は、どうやって解決したら良いのでしょうか?

 

まず、「息が臭い」問題。

あなたが、誰かから指摘されて、本当に「息が臭い」と、見事証明されたとき(嬉しくないですが)。

これは、正しい歯磨きの方法であったり、舌磨きの方法であったり、適切なエチケットアイテムを選んだり、体質を改善することで、時間はかかるかもしれませんが解決できます。

 

次に「息が臭く感じる悩み」問題。

この場合、実際に口臭があるわけではないので、いくら体質改善などの対策をしても、あまり効果がないのです。

 

体質改善などの対策をしていることで、「自分は息が臭くないんだ」と思えるようになればいいのですが、考え方のクセは、なかなか簡単には変えられないものです。

これについては、考え方のクセ(心理用語でいう認知)を修正する必要があります。

 

いずれの場合でも、自分の抱える問題に合った、適切なアプローチを選ぶことが解決のカギとなります。

当サイトでは、そのどちらも解決できるように、記事を書いています。

 

お時間のあるときにでも、自分の問題はどちらかを確認して、当サイトをご活用いただければ幸いです。

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