舌苔(ぜったい)

この言葉を聞いたことがある人は、結構いらっしゃるかもしれません。

舌苔というは、舌にこびりついている白いアイツです。

 

舌にこびりつく白いアイツ。舌苔(ぜったい)
出典:http://nazeshitashiroi.ky-3.net/

 

口臭の原因として有名ですので、口臭対策として舌磨きをされている方もいらっしゃると思います。

でも、正しいやりかたってご存知ですか?

もしかしたら、必要以上に強くこすって、舌を痛めてしまっているかもしれません。

まず、口臭の原因について知り、正しい舌の掃除の仕方を見ていきましょう。



 

口臭は、細菌が出す毒ガスのしわざ

口臭の原因物質は、口の中の細菌が作り出す硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルスルフィドという化学物質です。

それぞれ、腐卵臭・腐った野菜臭・生ごみ臭と表現されることがあります。

このガスを出す細菌が、口の中で最も多く存在している場所が、歯と歯の間、そして舌の上なのです。

つまり、歯と歯の間、舌の上は口臭の製造工場と言えます。

 

口臭対策に効果的な、正しい「舌磨き」

細菌が住み着いているのは、舌の上ということがわかりました。

しかし、舌の上といっても、かなり奥で、舌の付け根の方なのです。

そこにある「ぬめり」をこそげ落とすことこそ、正しい「舌磨き」です。

「舌ブラシを使いましょう」ということはよく言われますが、舌ブラシは、実は一般人には扱いが難しいのです。

舌が白いのが見えると、必死にガシガシとこそげ落とそうとした経験はありませんか?

その行為、実は、体をタワシで洗って皮膚をこそげ落とそうとしているようなものなのです。

口臭対策として、取るべきものは「舌の奥のぬめり」です。

それを取るには、「舌クリーナー」または「舌スクレーパー」と呼ばれるものを使うのが良いでしょう。

「舌クリーナー」を使った舌磨きの方法を動画で見てみましょう。

この動画は、高松市の歯科医院が作成したものです。

歯医者さんが推奨しているやり方なので、間違いないですね。

さて、この動画にもありました「オエッ」となる部分、ここは「舌背後部」と呼ばれます。

ここが先ほどまでお話していた「舌の奥の付け根」の部分です。

 

歯は磨こう、舌はなでよう。

歯は硬くて、食器のようなものです。

使ったら綺麗に磨いておきましょう。

一方、舌は柔らかく、傷付きやすいものです。

口臭対策として、舌をゴシゴシすることはむしろ逆効果です。

奥の方から、やさしくなでる。

これが正しい舌の磨き方です。

この方法で口の中の細菌をしっかりと取り、口臭のもとを断ちましょう。