人間のからだは、約60%以上の水でできています。

 

人間のからだは、成人の場合、約60%以上が水でできています。

半分以上を水に依存している私たち。

水が不足することで、からだのあちこちに支障をきたすことはご自身の体験からも世間の意見からもご存知だとは思いますが、なんと口臭にも影響してくるのです。

それはなぜでしょうか?

「息が臭いな・・・」「口が臭いな・・・」と感じている方は、今から一緒に見ていきましょう。

 

「水分」と「水」の違い

まず、基本の知識として、「水分」と「水」は違うものだということを抑えておく必要があります。

以下に図を用意しました。

水分と水の違いについての解説図

 

ここでは、わかりやすく飲み物を例にしてみました。

飲み物といっても、炭水化物が入っているものもありますよね?

牛乳であれば、さらに脂質も加わってくるでしょう。

このように、物の中に含まれている水や液体が「水分」なのです。

対して、水分のうち、基本的に化学物質が何も含まれていない、純粋なものが「水」です。

水道水が水かといわれれば、なかなか微妙なところですが、市販の水浄水器を通した水なら、ほぼ「水」といえます。

こうして改めて見てみると、「水分」と「水」って大きな違いがありますね。

 

「水」がどうして口臭に影響するの?

水は唾液の元です。

唾液がないと、口の中が乾燥して、口の中に居る細菌が、口臭の原因であるガスを出し始めてしまいます。

つまり、唾液が細菌の活動を抑えているのです。

 

ではなぜ「水分」ではなくて「水」でなければいけないのでしょうか?

先ほど、「基本的に化学物質が何も含まれていない純粋なものが水」だとお話しました。

化学物質が含まれていないということは、人間の中のろ過装置である「腎臓」を素通りできます。

そして利尿作用などの作用もないので、摂取した分がそのままからだで効率的に使われます。

程度な量が尿になり、適度な量が唾液になるのです。

 

「水」が唾液の元となり、唾液が口の中の細菌の活動を抑え、口臭の予防になるということです。

 

流れているドブ川は、臭くない

さて、「水」が唾液の元となり、口の中の細菌の活動を抑えて、口臭の予防になっていることはわかりましたが、唾液の重要性を今一度確認します。

緊張しているとき、口の中がカラカラに乾燥した経験はみなさんおありかと思います。

これは、緊張によって唾液が出なくなっている状態なのですが、そのとき「なんかクサい・・・」と感じたことはないでしょうか?

先ほどもお話しましたが、この臭いは、唾液が減ったことによって、主に舌の上にいる細菌が出すガスが口の中に広がったことが原因です。

ドブ川を思い出してみてください。

ドブ川の底にヘドロが溜まっていたとしても、充分な水が流れている時はあまりニオっていなかったはずです。つまり、水があればヘドロもあまり臭わないのです。

ところが、この水が干上がると、一気にドブ臭いニオイが立ち込めます。

舌の表面は、いわばドブ川の底です。

舌の表面にいる最近は、ドブ川の底のヘドロです。

そして唾液がドブ川を流れる水です。

つまり、唾液が充分にあれば、口の中に口臭の原因となる細菌がいようが、ニオわないということです。

 

寝起きにはコップ2杯の水を飲もう

よく「夜寝ているとき、人間はコップ一杯分の汗をかいている」と言われています。

実際にコップ一杯分かどうかは個人差もあると思いますが、寝起きはそれだけ水分を失っているということです。

「朝起きたときにコップ一杯の水を飲もう」という健康法には、寝ているときに失った水分を補給する目的があるのです。

ところが、飲んだ水は、からだ全体で効率的に使われます。

つまり、唾液にも水をまわすためには、寝起きにコップ一杯以上の水が必要なのです。

とは言っても、朝から3杯も4杯も水ばかり飲めませんよね?

忙しい朝に、お腹を壊してしまうかもしれません。

ですので、朝の寝起きにはコップ2杯の水を飲むことをオススメします。

 

 

口臭と水には、以外にも深い関係があるのです。

「息が臭い・・・」とお悩みの方、最近「水」を飲んでいますか?

今一度、最近の「飲生活」について、思い返してみましょう。

 

 

 

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