生理的口臭?病的口臭?

 

「息が臭い」

という悩みは、息が臭いと思い込んでいるか、本当に臭いかのどちらかであることは、こちらの記事【口が臭いという思い込み】でお話しました。

今回は、そのなかでも、本当に口臭がある場合の原因についてお話させていただきます。

本当に口臭があるという場合でも、その原因はさまざまです。

しかし、大まかに2種類に分けることが出来ます。

それは、人が生きている上でどうしても発生してしまう生理的口臭と、虫歯などの明確にわかる病気が原因の病的口臭です。

それぞれがどのようなものか、見ていきましょう。

 

臭い息が出るまでの流れ

それではまず、人が息を吐くときの流れを見てみましょう。

人が息を吐くとき、まず肺に空気を吸い込みますね?

そして、肺で新鮮な空気と古い空気を交換します。

肺から出てきた古い空気は、気道から喉を通って、口に到達し、外に出て行くのです。

つまり、息が臭いということは、この肺→気道→喉→口という空気の流れの中の、どこかで臭くなっているのです。

この流れの中で、胃や腸は経由していません。

しかし「胃が悪いと口が臭い」「便秘で口が臭くなる」と言われています。

これは、それぞれの体の場所で発生した「臭いのもと」が、血液を通して肺にも送られているからなのです。

このように、口臭の発生源はさまざまなのですが、

 

生理的口臭

生理的口臭は、人が動物である以上、避けて通れない生理現象としての臭いです。

例えば、朝はだいたいみんな口が臭いですよね?

それはなぜかというと、睡眠中は唾液の分泌速度が極端に低下するからです。

唾液が少なくなると、口が乾燥するため、朝起きたときは、口の中が細菌だらけになります。

細菌だらけということは、口の中は細菌が出すクサ~いガスでいっぱいです。

これが朝の口臭の原因です。

「睡眠中は唾液の分泌速度が極端に低下する」というのは、人間の生理的な現象なので避けようがありませんね。

その他にも、性ホルモンによるものであったり、空腹、疲労、緊張などのいわゆる体調に左右されます。

また、タバコを吸っている人は、肺にタールがこびりついていますので、これも臭う原因ですが、肺での空気交換が出来ないと人は生きていけませんから、これも避けようがありません。

タバコの臭いを避ける唯一の方法は、タバコの煙を吸わないということです。

続いて、タバコではないのですが、ニンニクやニラといった食べ物を食べた後に臭うのも、同様の原因です。

もちろん、口の中に残った食べカスなどからも臭うのですが、メインは胃や腸で吸収された臭い成分が、血液中を流れ、肺に到達して、空気交換により外に出て行くことによる臭いです。

いずれにせよ、生理的口臭は、人間が生活するうえで、誰もが発するものなのです。

しかも、年齢や体調のリズムによるものですから、1日の中でも臭いレベルが変化します。

息が臭いと悩む人は、生理的口臭も機敏に感じ取ってしまうため、「自分は口が臭いんだ・・・」と、いつも口臭があるように錯覚してしまっていることもあります。

口臭のアンテナが張られているため、残業で遅くなって疲れた深夜の口臭が、さも1日中続いているかのような気持ちさえなってしまいます。

しかし、これまで見てきたとおり、それは疲労や空腹、ストレスによって生じた一時的なものかもしれないのです。

 

病的口臭

次は病的口臭ですが、これは分かりやすいと思います。

単純に、虫歯がある人の息は臭いですよね?

そういうことです。

虫歯のほかにも、重篤な歯周病も口臭の原因です。

明確な口の中のトラブルが原因の口臭を病的口臭と呼びます。

今一度、これらの病気についてご説明します。

  • 虫歯は、歯に開いた穴の中で、腐敗が起きている状態。
  • 歯周病は、歯茎が腐って、歯を支えている骨が膿まみれの状態。

どちらもなんだか、汚くて恐ろしい感じがしますね。

そうです、これらの病気は本当に恐ろしいのです。

虫歯の原因菌は歯を溶かし、歯周病の原因菌は骨を溶かします。

もう一度言うと、歯周病菌は骨を溶かします。

病的口臭は、ただクサいだけでなく、特に歯周病は命の危機でもあります。

自覚がある場合は、直ちに歯医者さんへ行きましょう。

 

病的口臭は、治ります。

口臭は治ります。まずはお医者さんに行きましょう。

さんざん怖がらせてしまいましたが、虫歯も歯周病もきちんと治療すれば治りますし、口臭も消えます。

糖尿病や、各種からだに重い疾患がある場合の口臭も、口内の無臭化トリートメントで対応できます。

しかし、治療をしなければ治りません!

でも、歯医者さんに行くのって、なんだか怖いっていう意見があるのもごもっともです。

「痛かったらどうしよう」とか「まだ大丈夫」とか、いろいろ理由をつけて結局歯医者さんってなかなか行かないんですよね。

近くの歯医者さんが腕のいい歯医者さんかどうかも、よくわからないし・・・というのもあるかと思います。

ですが、今は「とりあえずカウンセリング」を受けられる歯医者さんもあるんです。

お医者さんって、実際に行ってみて、病院の内装や先生の雰囲気とかで印象がだいぶ変わってくると思うんです。

逆に行かないとわからないですよね?

そこで、「とりあえずカウンセリング」の意味が出てくるわけです。

行ってみて、自分に合わなければ別のところを探すまでです。合わないと思うところにこだわる必要は無いと思います。

おわりに、都内でこの「とりあえずカウンセリング」を受けられる歯医者さんを紹介します。
バイオクリニック/渋谷駅徒歩3分

※こちらの歯医者さんは、プライバシー保護の観点からと思われますが、看板に「口臭」と掲載していません。

 

自分のためにも、相手のためにも、生理的口臭にはあまり悩まず、病的口臭は早めに直しましょう。

 

 

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